きのこ帝国といえばもう10年もバンドやっているし「東京」や「クロノスタシス」は一度は聞いたことはあるだろう。
昨年のアルバム「タイム・ラプス」もよかったし、インディーズの頃もメジャーになっても魅力は変わらない。
そんなみんな大好ききのこ帝国のギターボーカル佐藤千亜妃が昨年ソロデビューしたんですが、これがまたいいので聞いてない人は是非聞いてほしい。
佐藤千亜妃とは?きのこ帝国のギターボーカルでありソロでも活動する
佐藤千亜妃のざっくりプロフィール。
- 佐藤千亜妃(さとうちあき)
- 1988年9月20日生まれ 現在30歳
- 元女優・バンド「きのこ帝国」のギターボーカル・2018年にソロデビュー
- 2007年にきのこ帝国を結成し2019年現在も活動中
- きのこ帝国の全曲彼女の作詞作曲
元女優ということで外見は当然かわいいが、さすがロックバンドのギターボーカルを10年もやっているのでとてもパワフル。
中性的な歌声ともよくいわれるが艶のある歌声もできるし変幻自在。
きのこ帝国の歌詞は全部佐藤千亜妃が書いている。
佐藤千亜妃ワールド。
だって350mlをスリーファイブオーエムエルなんて読まないでしょ、ラッパーか。最高です。
もうクロノスタシスから5年も年月が経っているなんてまじかよ、そんなもう昔なのか。
とにかく全部エモくて独自の世界観がある詩的な歌詞を書きますよ佐藤さんは。
佐藤千亜妃のソロ曲はきのこ帝国と違って打ち込み・エレクトロ、都会的な感じ
きのこ帝国はゆったりした曲調のものが多いがロックバンドなので当然ギターかき鳴らすバンドサウンド。
対して佐藤千亜妃名義のソロ活動では一転エレクトロや打ち込み系のサウンド。
あれだ、Spotifyのプレイリストの「Soul Music Japan」に入るような系統といえばわかりやすい。(Spotifyユーザーじゃない人ごめんよ)
ファーストEP「Sick Sick Sick Sick」のSummer Gateがエモい
佐藤千亜妃のソロ名義第一弾のEP「Sick Sick Sick Sick」に収録されている「Summer Gate」がもうとても好き。
打ち込みで都会的なんだけど90年代感、どこか懐かしさもあるアーバンソウルネオトーキョー(適当)な感じ。
シティポップよりももう少し落ち着いてるけどそういう系統が好きなら絶対ハマる。
浮遊感と艶のあるとても心地いいトラック。
歌詞はタイトル通り夏のはじまり、恋の始まりのようなポジティブなもの。
なのになぜか少し切なさもあって、なんていうんでしょう、夏の楽しさと儚さが同居するようなまぁ要するにエモいってやつです。
夏の夜なんかに聞いたら悲しいわけじゃないけど胸が締め付けられるような感覚になったり、ちょっと気分が上がったりその時によって感じ方が変わる。
YouTubeも後悔してまだ1年経ってないのに100万再生。
みんなやっぱりこういうの好きなんだな。
佐藤千亜妃はソロもきのこ帝国もどちらも眠れない夜におすすめ
きのこ帝国の佐藤千亜妃も、ソロの佐藤千亜妃も違った魅力があってどちらいいとかは決められない。
ただどちらも共通しているのは独特の世界観があるのとエモさ。
Summer Gateもいいけど今年の4月に出した「Lovin’ You」もかなりいい。
CMにも使われているしソロとしても人気がどんどん上がりそう。
こちらも艶があってよりアーバンで大人な感じで好きな人が多いと思う。
トラックはtrapの要素もあるけどポップな仕上がりなのでとても聴きやすい。
真っ暗な部屋でぼーっと聞くのもおすすめ。
佐藤千亜妃の歌声は聞いてて落ち着くので寝る前にぴったり。
眠れない夜にはぜひ佐藤千亜妃を聞いてみてください。