最強のバトルMCは誰かと問われると、R-指定の名が挙がることは多い。
数々のMCバトルを制覇し、MCバトル引退後もフリースタイルダンジョンでは初代モンスターを務めたR-指定は先日般若からダンジョン2代目ラスボスの座を受け継いだばかりだ。
DJ松永とのユニットCreepy Nuts(クリーピーナッツ)としても活動するR-指定のプロフィールを紹介する。
Contents
R-指定/ラッパー|の年齢や身長、出身などのプロフィール
ラッパーR-指定の本名や年齢などのプロフィールを紹介する。
- 本名:野上恭平(のがみきょうへい)
- 誕生日:1991年9月10日
- 年齢:27歳(2019年現在)
- 出身地:大阪府堺市
- 身長:170㎝前後
- 彼女:不明
- 所属:Creepy Nuts(クリーピーナッツ)、Sony Music Entertainment
R-指定はDJ松永とのユニットCreepy Nuts(クリーピーナッツ)として活動
R-指定はもともと大阪で相方KOPERUと「コッペパン」というグループを組んでいた。
10代の時に同世代のラッパーが集まるイベントで、当時からDJをやっていたDJ松永と知りあり、友人関係に。
そのまま2013年にCreepy Nuts(クリーピーナッツ)を結成。
2017年にSony Music Entertainmentからメジャーデビューを果たす。
ラッパーR-指定は童貞?彼女はいる?
R-指定は20歳ごろまで童貞だったことで有名。
これはMCバトルでもたびたびネタにされていたので事実。
元々内向的で、ヒップホップおたくだったR-指定はモテるタイプではなかったという。
一時期はYULIという女性ダンサーと付き合っていたようだが、現在彼女がいるかどうかは不明。
ラッパーR-指定のツイッター・インスタグラム
ラッパーR指定はツイッターやインスタグラムなどのSNSをやっていない。
クリーピーナッツのツイッターはあるがR-指定本人が運用しているかどうかは不明だが、本人ではないだろう。
Creepy Nuts(クリーピーナッツ):ツイッター
⇨@Creepy_Nuts_
R-指定のHIPHOPとの出会いとラッパーとしての経歴
R-指定が日本語ラップと出会ったのは中学1年生の時。
中学2年生のころからリリック書き出し、ステージに立ったのは高校2年生の時である。
高校2年生の時に梅田のサイファーでバトルやフリースタイルに影響を受け、韻踏合組合催のMCバトル「ENTER」出場。
その後は日本一のバトルMCを決める大会「ULTIMATE MC BATTLE(UMB)」大阪大会5連覇、2012年~2014年までの全国大会UMB GRAND CHAMPIONSHIPで優勝。
前人未到の全国3連覇を成し遂げ、最強のバトルMCといえばR-指定と言われるほどになった。
R-指定が影響を受けたラッパーやアーティスト
R-指定が影響を受けた日本語ラップはRHYMESTER。
不良やでなくとも、楽器ができなくともラッパーがやれる、これなら自分でもできるのではないかと思いラップを始めたという過去がある。
Zeebraにも大きな影響を受けており「中学時代から今も憧れの俺のヒーロー」とR-指定は語る。
今でこそ天才と呼ばれるR-指定だが、ひたすらラップと向き合い努力したから
R-指定は「バトルの天才」とよく言われるが、決して才能だけで現在のポジションまで来たわけではない。
MCバトルにしても2010年、2011年と1回戦負け。
そこから這い上がり必死に努力して3連覇を成し遂げた。
今でこそ音源も順調だが、最初は音源も売れず苦労した部分もある。
R-指定は努力家で、自他ともに認める「ラップオタク」だったからこそ今の強さと人気がる。
バトルや音源でも「底辺から這い上がった」「何度でも立ち上がれる」と泥臭いライムを吐くことが多く、これは本当にR-指定が努力したからこそ生きるライムである。
ラッパーR-指定のMCバトルの戦績・タイトル
- UMB GRAND CHAMPIONSHIP
- UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2012 優勝
- UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2013 優勝
- UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2014 優勝
- UMB 大阪予選
- UMB 2010 大阪予選 優勝
- UMB 2011 大阪予選 優勝
- UMB 2012 大阪予選 優勝
- UMB 2013 大阪予選 優勝
- UMB 2014 大阪予選 優勝
- ENTER MC BATTLE
- ENTER MC BATTLE 2009.1 準優勝
- ENTER MC BATTLE 2009.5 準優勝
- ENTER MC BATTLE 2010.7 準優勝
- ENTER MC BATTLE 2011.3 優勝
- ENTER MC BATTLE 2012.1 準優勝
- ENTER MC BATTLE SPOTLIGHT
- ENTER MC BATTLE 2009 SPOTLIGHT 優勝
- ENTER MC BATTLE 2011 SPOTLIGHT 優勝
- ENTER MC BATTLE 2014 SPOTLIGHT 優勝
- ADRENALINE MC BATTLE
- ADRENALINE MC BATTLE 2011 優勝
- ADRENALINE MC BATTLE 2014 優勝
R-指定のMCバトル・フリースタイルは引退?
R-指定はUMB3連覇を成し遂げてから公のMCバトルの大会に出ていない。
生成機に引退宣言をしたわけではないが、音源やライブがメインの活動なので、一線からは退いている。
フリースタイルダンジョン2代目ラスボスにR-指定が就任
先日のフリースタイルダンジョンの放送でラスボスの般若から突然の引退宣言。
2代目ラスボスに指名したのはR-指定。
般若とR-指定のラスボス継承のバトルは日本語ラップ界でも歴史に名を遺す名バトルとなった。
⇒般若対R-指定フリースタイルダンジョン【ライム書き起こし】伝説の引退MCバトル
⇒【フリースタイルダンジョン】般若ラスボス引退宣言!次のラスボスはR-指定!
R-指定がMCバトルの大会に出ることは今後ないと予想
R-指定は今後MCバトルの大会に出場することはないと思われる。
そもそも今のバトルMCの中でR-指定を倒せるMCは少なく、出場=優勝となってしまうだろう。
対抗できるMCといえば現役最強と呼び声高い「呂布カルマ」がよく上げられるが、呂布カルマ本人は「R-指定にはかなわない」と思っている。
呂布カルマは先日の漢 a.k.a GAMI主催のMCバトルの大会KING OF KINGSで優勝しており、事実上日本一のバトルMCである。
その呂布カルマをもってしてもR-指定には歯が立たないとなると、これ以上MCバトルの大会に出場する可能性は低いのではと推測する。
R-指定(Creepy Nuts)の人気曲、/おすすめ曲|MVを紹介
R-指定の人気曲やおすすめ曲を紹介する。
ソロ名義のものからクリーピーナッツ名義のものなど音源は多いが、どの曲もR-指定のライムはレベルが高い。
マジでハイ(prod. LIBRO)
KZ, peko, ふぁんく, KOPERU, KBD, KennyDoesの「梅田サイファー」メンバーの共作。
まるでサイファーのような曲だ。
全員フリースタイルのレベルがとにかく高く、6分以上あるがあっという間のマイクリレーだ。
合法的トビ方ノススメ/Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)
クリーピーナッツ名義の曲。
マリファナやドラッグなどをやらないR-指定だが、そんなものに頼らなくとも音楽の力でトベるんだぜという一曲。
アッパーな曲でクラブ内が映るドラッギーなMV(リリックは健全だが)も印象的。
ラッパーからは不人気なのかバトルでビートに使われるとMCからディスられることもある。
ビートモクソモネェカラキキナ 2016 REMIX feat.般若/漢 a.k.a. GAMI/R-指定|DJ RYOW
サンプリングの元ネタは伝説のラッパーTOKONA-Xと刃頭「ILLMARIACHI(イルマリアッチ)」の「Younggunz」。
78年生まれのラッパーに負けず91年生まれのR-指定がけるバースが最高だ。
先人たちへリスペクトをはらいながら最後に「YOUNG GUNZ IN DA HOUSE」で締めるところが本当にかっこいい。
フリースタイルダンジョン2代目ラスボスとなったR-指定のこれからに注目
最強のバトルMCとして名高いR-指定はバトルだけでなく音源もしっかりかっこいい。
「バトルMCは音源がダサイ」と言われがちだが、R-指定はどちらもこなす稀有なラッパーだ。
大型ロックフェスの出演などアングラの枠を超えた活動も行いつつ、バトルヘッズやアングラからのプロップスもがっちりキープしている。
MCバトルの大会では見れなくとも、今後はフリースタイルダンジョン2代目ラスボスとしてバトルの姿が見られるので楽しみだ。
⇒般若対R-指定フリースタイルダンジョン【ライム書き起こし】伝説の引退MCバトル